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とりとめのない毎日

【S27使用構築】グラカイスタンダード【最終196位】

 シーズン27お疲れさまでした。惜しくも2000は届きませんでしたが、受け構築で無い構築を使った軌跡として筆をとろうと思った次第です。

 

【使用構築】 

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【構築経緯】

 昨シーズンからチョッキオーガ軸に触れていて、その構築の原案を作った方から、カバルドングラードンに変えたら2体ルールの構築としても使える。と聞いたのでグラードン/カイオーガ/サンダー/ミミッキュ/エースバーン/カイリューの形で回していたが、カイリューが全然選出できなかったので、ナットレイに変更して構築が完成した。

 

【個体紹介】

 カイオーガ@突撃チョッキ

[努力値]控え目H124−B28−C140-D28-S188
[技]潮吹き−雷−熱湯−冷凍ビーム
H-B…+3A222ザシアンのワイルドボルトをDM時に87.5%で耐える
H-D…特化珠サンダーのEFライジングボルト(ダイサンダー)2発を96.5%で耐える
C…H252ザシアンをストリームで87.5%で落とせる
S…準速マンムー+2
 この環境で自分が最も評価している禁止伝説。勿論環境の水無効やハピナスと言ったメタも激しいが、それでも、ダイマックス時にはタイプ相性を無視した圧倒的な押し切りと非ダイマ時でも追加効果の多い技を命中100で連発できるという時点でめちゃくちゃ強かった。雨ターンの管理が相手もカイオーガを投げてくる点でしにくかったがその点は後述する。

 

 

グラードン@オボンのみ

[努力値]意地っ張りH60−A252−B36-D4-S156
[技]地震−ヒートスタンプ−剣の舞−岩石封じ
H-B…B+1でお盆無しで巨獣斬2耐え(調整とは)
A…特化H252ザシアンに地震が乱数62.5%
S…準速ホルード抜き

 通称デカいサンド。このポケモンを使って弱いと言っている多くのプレイヤーは† 断崖の剣†とかいう威力0の技を採用していたせいではないだろうか。と、いうのも実は断崖の剣が必要な場面はヌオーとザシアン程度しかなく、ザシアンに対しては地震でも少なくとも乱数勝負に持ち込むことができ、耐えられた時にはどうせ断崖でも外れてたから負けてたと思うことで解決する。ヌオーにはダイアース+地震のようにして対処でき、総合的に断崖の剣を採用する利点を消し、外しという最大の欠点を補うことができる。Sをここまで伸ばしたことでホウオウにご都合5割勝負をされなくし、ガマゲロゲへの回答にもなることができる。岩技はホウオウ以外に打ちたいときはダイロックにするので、S操作のできる岩封。主にオーガを見てやってきた貯水持ちやラキハピを餌に3タテすることが多かった。自身が、ザシアンネクロホウオウに強いのも大きい。オーガとともに投げることによって雨晴れを継続的に5ターン使い続けることができ、オーガを使っててありがちなオーガを投げて引いてから再展開しようとしたら雨無くなって厳しいという展開を防げる。HBランド程度の後出しは許さないパワーがあり、剣の舞やダイアースによって物理を起点に余裕で殴り合う様はまさに物理版チョッキオーガというスペックで、もっと使われても良いポケモンではあると思った。

 

 

 ミミッキュ@命の珠

[努力値]意地っ張りH4−A252−S252
[技]ゴーストダイブ-じゃれつく-影打ち-剣の舞
H…あまり
A…影打ちでB4黒バド確定。その他多くの乱数が動く
S…準速
 普通の珠ミミッキュ。禁伝2匹のパワーがおかしすぎるせいで、相手が先にダイマックスを切る展開が多数あり、そこに関してのストッパー兼構築のエースとして多くの活躍をした。周知の事実ではあるが、欠伸無効と自身の火力強化のダイマ技を打てながら、化けの皮で行動保障まであるというのはこの環境においてもインチキだった。

 

 

 サンダー@気合の襷 

[努力値]控え目H12−252−S244
[技]ボルトチェンジ-放電-暴風-熱風
H…あまり
C…振る場所がないので特化
S…準速サンダー抜かれ

 ここまででそれなりに厳しい初手ダイマサンダーやイベルタルそして、選出択になりがちなホウオウ軸など広い範囲に有利を取れる襷枠。初手珠サンダーのダイジェットに対して下からボルトチェンジをすることで裏からオーガを投げてそのままダイマして破壊することができる。この動きは水無効があまりいないザシオーガに対して強かった。HPが1でもあれば条件付き命中30の蛇にらみを放てるというのも常軌を逸していたので、襷枠として見るならTOPクラスの強さだと思う。

 

エースバーン@拘りスカーフ

[努力値]意地っ張りB4−A252−S252
[技]火炎ボール-飛び膝蹴り-とんぼ返り-コートチェンジ→ダメ押し
B…あまり
A…特化
S…準速

 襷枠に間違えられがちなスカーフ枠。初手に投げると多くのザシアンが突っ込んできて2ターンで試合に勝てることもしばしば。スカーフ枠として運用するうえで技3つは確定で、中盤は流行っていたラプザシダイナにEasyできるコートチェンジと最終日に爆増した黒バドを縛るダメ押しを使った。ダイマ枯らしに使える飛び跳ねるを切っているのはこのポケモンダイマすることは殆どないが、相手のメタモンはよくダイマしてくるので、その時にダイジェットを打たれないようにするため。グラードンと合わせることで鉢巻スカーフ意地エスバが爆誕しめちゃくちゃなスイープ性能をしていた。

 

 ナットレイ@食べ残し

[努力値]腕白H236−B252−S20
[技]ボディプレス-鉄壁-守る-宿り木の種
H…あまり
B…特化
S…ダブルで使ってた名残
 一番最後になんとなく入ってきたポケモン。ザシオーガに見せ合いから圧力をかけれて、相手のヌケニンに対しても打点を持つことができるのが魅力。ネクロ軸やゼクロム軸にはEasyできるようになったが、このポケモンが入ってきたせいで構築として取れるプランが増えすぎてプレイヤーが追いつけなかった。終盤厳しかったジガルデ、ムゲンダイナを考えるとドラパルトにするべきだったかもしれない。

【選出】

グラカイミミッキュ…基本選出。パワーが一番高くディアルガやホウオウのようなよくわからない禁伝を使ってくるプレイヤーには大体勝てる。

その他はアドリブ。構築としてどのポケモンも個々の力が高く相手に刺さっている3匹を自然と選ぶと大きく勝ちにつながるのがよい構築だった。。

【重いポケモン

プレイで誤魔化すことができるが、壁構築と合法的に運ゲーをしかけられるジガルデは厳しかった。最終日全然当たらなくて気付かなかったけど、普通にイベザシがアホみたいにキツい。その他自分の知らない型の禁伝を投げられると対処できず負けることが多々あった。

【結果】

最高1976最終1943(196位)

2000に一歩届かない悔しいシーズンでした。

【あとがき】

 初の攻め構築で2000チャレチャレまでは行くことができましたが、そこから負けた後にこの構築の使用難度の高さから僕自身がオーバーヒートしてしまい、上を目指すことができませんでした。瞬間ではデフレシーズンにもかかわらず103位まで最終日夜に上り詰めることができて、自分としてはそれなりの達成感があるので満足です。またどこかで挑戦します。