お久しぶりです。海道冬樹と申します。
シリーズ12においてそれなりに受けループという形を試したので備忘録を付けることとします。
【使用構築】
【構築経緯】
スカーフホウオウ+ダイナラキヌオー鋼飛行バンギの並びを使用していたが、ホウオウもダイナも地面(特にランド)が厳しいという点でホウオウダイナによって受けルをすることに疑問を持った。そこでムゲンダイナをサポートできること、ランドロスを見ることができること、そして自身も複数回サイクルを回せることの条件を満たす禁止伝説として、ミュウツー、ルギア、ルナアーラが候補に挙がった。その中でも鬼火が使用でき、数値の高いルナアーラを採用して本構築が完成した。
【個体紹介】
ムゲンダイナ@黒いヘドロ 特性:プレッシャー
[努力値]図太いH92-B212-S204
[技]ダイマックス砲-身代わり-毒びし-自己再生
H…ミラー意識(適当)
B…あまり
S…最速105族抜き調整
ザシアンと同速を避けるようにBを削っていたらこのような調整になっていた。TODによる勝ちを少しでも多く拾うための身代わり、自己再生は確定。残りの2枠についてだが、禁伝2体ルールではザシアン+毒タイプのような選出がしにくく多くの構築に毒びしの一貫があるため毒びしを採用。強いステルスロックとして働いた。(特にバドザシ構築)また、この構成だとランドロスに身代わりを残した状態から対面してもやることがなく、不便だったのでダイマ砲を採用した。イッシュ、シンオウ龍に対して通る打点であり使用感は素晴らしかった。これら4つの技どれが欠けても納得のいく構成では無かったため、受けダイナ構築における現時点での結論と考えている。
ルナアーラ@万能傘 特性:ファントムガード
[努力値]図太いH252−B252−D4
[技]シャドーレイ−鬼火−瞑想−月の光
めちゃくちゃ硬い蝙蝠。主にガマゲロゲやランドロスを見ることができる。対面から見れる範囲が広いため他のポケモンを鬼火でサポートしつつ、自身が詰めを行うこともできる点は良かった。ネクロズマもシャドクロ以外は見れる上にサンダーオーガザシアンは1体で受けきれる。性能が殆ど鬼火に依存している上にカバルドンが厳しく、使い勝手は良いが環境に対しては逆風であった。
ラッキー@進化の輝石 特性:自然回復
[努力値]図太いH108−B252−D148(S0個体)
[技]歌う−甘える−ステルスロック−卵産み
H−B…A特化ウーラオスのインファイト超低乱数(6.3%)
D…あまり
S…ラキとのミラーでのS関係をはっきりさせるために無補正S0
物理受け。今の環境で特殊受けとしてラッキーを採用すること自体が弱い構築作りであると判断して、甘えるとステロで相手の裏の物理アタッカーに負荷をかけることを意識した。歌うについては地球投げだったから勝てる試合という試合も特に見当たらず、このポケモンを選出している時点で受けループなんていう綺麗事は無理だと考え、寝かせてルナアーラで積むという勝ちプランを作ることを目的として採用した。選出してもTOD割合の傘増しにしか使わなかったのでHB特化にしても良いかもしれない。
ヌオー@ゴツゴツメット 特性:天然
[努力値]呑気H252−B252−D4
[技]渦潮−地震−毒々−自己再生
H−B…一切余裕がないので特化。 目安として火傷が入るとザシアンが受からない
D…端数
渦潮を採用したヌオー。渦潮は、初手のザシアンヌオー対面において引きとじゃれ居座りどちらに対してもアドの取れる技であること、ストリーム媒体になることを評価して採用。余談だがアシパゴチルには渦潮でも勝つことができる。毒と組み合わせることで歌うラッキーへの抵抗になるが、甘えるがあると意味がない。交代際の毒毒はマジで当たらない。
バンギラス@食べ残し 特性:砂起こし
[努力値]慎重H252−A4-D252
[技]イカサマ−ロックブラスト−ステルスロック−守る
HD…特化
ABS…端数
普通のバンギラス。カゴのみでは回復タイミングがダイナループにおいて噛み合わないため食べ残しの採用。技構成はダイアークで黒バドを倒せる上に、サイクルで負荷をかけやすいイカサマと身代わりホウオウを倒せるロックブラスト、残飯バンギに絶対必要な守るステロ。対イベルタルではナックル、スチルでめちゃくちゃにされるので相手目線からするとかなり変な動きをして試合をしていた。バドレックスと対面させて死ぬ気でステロを撒いた。
アーマーガア@オボンのみ 特性:プレッシャー
[努力値]腕白H252−B252−D4
[技]ボディプレス−鉄壁−アイアンヘッド−羽休め
H-B…最大
D…あまり
鋼飛行枠。ダイナとプレッシャーサイクルをすることによってホウオウをこのポケモンで受けきるなどめちゃくちゃなことができる。アイアンヘッドはダイスチルにすることで無理やりゼルネアスを削ったりすることができるのが強かった。一応マジフレダイナはこのポケモンでも誤魔化すことが可能。日ネクと打ち合うためにボディプレスは採用されているが日ネクはルナアーラで見ていたので挑発に変えてゴチルやラキを虐めても良かったかもしれない。
【選出】
選出段階で試合内容を思い浮かべてその際に必要な3匹を持っていくという考え方で毎試合していた。カイオーガいるのにヌオーのダイマで誤魔化すくらいはやってた。
【概要】
状態異常による受けポケモン同士のシナジーを作り、サイクル下で詰ませを意識した無限サイクルを目標として構築を作成した。受けループの思考で相手と勝負ができる(相手は対受けルの立ち回りをちゃんとしてくれる)ことによって毎試合似た試合展開になれる点がお気に入り。
【重いポケモン】
ドラパルト、珠眼鏡オーガ、ゴチルガエン、イベルタルなど。
【あとがき】
今のルールは運がものすごい絡むルールだと思っているので運よりプレイで勝負しやすいこの構築は自分好みでした。何かの可能性になれば幸いです。
質問等あれば@fexaly184まで。
ここまで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m